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ブラック・クランズマン
2018年に公開された映画です。
カンヌ国際映画祭やアカデミー賞を受賞しています。
監督は、スパイク・リー監督。

同時期に放映されていた「グリーン・ブック」も黒人の差別を題材にしていますが
最後は心温まるお話でした。
「ブラック・クランズマン」は違いました。
公開期間中に映画館に行けなかったので
DVDを借りてきましたよ(*゚パ)

ネタバレ込みの感想です!





「ブラック・クランズマン」のあらすじ。
舞台は、南北戦争が終わった1970年代のアメリカです。
まだまだ黒人差別が色濃く残る時代です。
そんな時代にロン・ストールワースは、コロラド州で黒人初めての警察官になります。
ロンが配属されたのは書類管理担当の部署。
同僚からも嫌がらせをされます。
ロンは署長に「潜入捜査官にしてくれ」と希望します。
初めての仕事は、元ブラック・パンサー党(黒人民族主義運動をしていた組織)の
クワメ・トゥーレの演説会に潜入することでした。
その仕事が終わると、ロンは白人至上主義クー・クラックス・クラン(KKK)と接触をはかります。
潜入捜査をすることになったロンですが当然彼は行けません。
そこで同僚の白人警官フリップにKKKに潜入してもらうよう頼みます。
電話担当がロン、直接会うのはフリップという2人で1人を演じながら
潜入捜査を進めていくが……

私は、恥ずかしながらあまりこの映画の舞台に対する知識はなく、
ただ単に黒人警察官がKKKに潜入捜査??2人で1人の潜入捜査?面白そう!という気持ちで
映画を見ました。
黒人への差別が酷いものだということはなんとなく知っていましたが
実際に起こったこととして捉えるのは難しいくらいひどい現実がありました。
またKKKは、白人至上主義というのは知っていましたが、ユダヤ教も排除の対象なんですね。
歴史上で起こったことなので、本当にとても勉強になりました。


ロンが初めて潜入したクワメ・トゥーレの演説会。
すごいパワーを感じました。
差別される側も虐げられているだけじゃなく
こんなに強い気持ちで対抗することができるんだ。
自分がおかしいと思うことにここまでのパワーを持って
運動できるのはすごいことだなと思いました。
でも、ブラック・パワーと叫ぶところの思いが熱くて少し怖い。
武力衝突になると告げますが自分たちの意見を通すのは
武力が一番いいのかなぁ…


KKKに潜入している場面を描くときは
ドキドキしっぱなしでした!!

フェリックスというKKKのメンバーが
かなり過激的でずっーーとロンを演じているフリップのことを
ユダヤ教徒ではないかと疑っているのです。
銃を突き付けたり、嘘発見器にかけようとしたり
かなり過激にユダヤ教徒ではないということを証明させようとします。

実は、フリップはユダヤ教徒です。
私は、この映画で彼もとても印象に残っています。
今まで、自分の出自なんて考えたことや意識したことはなかった。
でも、KKKに潜入することで、自分がユダヤ教徒ということを感じているということを
ロンに伝えるシーンがあります。
普通に生きていたら感じない差別をフリップは、
KKKの中で感じることで自分の出自のことを深く考えるというシーンは
私たちにも当てはまるのではないでしょうか。

フェリックスとコニーの夫婦は、白人至上主義。
奥さんのコニーがずっとニコニコしながら過激なこと言っていて怖かった…

コニーが黒人の学生団体の代表パトリスのお家に
爆弾を仕掛けにいくのですが、ポストに爆弾が入れられず
パトリスの車の近くに置きました。

それを追いかけてロンが捕まえようとするのですが
コニーめっちゃ騒ぐ!めっちゃ騒ぐ!

警察官が駆けつけるのですが、白人女性と黒人男性。
ロンは爆弾はどこだと必死なのに
コニーは襲われる!助けて!と白人警察官に助けを求めます。
白人警察官は当然のようにコニーの主張を聞き入れて
ロンにすぐに手錠をかけます!

警察官だって言っているにも関わらず
確認もせずにすぐに拘束しちゃう!

物語を知っているからこそありえないだろうと思うけど
その当時からしたら当然のことだったんだろうな…

爆弾のスイッチは、夫のフェリックスが持っています。
コニーの後を追いかけてきた彼は、パトリスの車の隣に
自分の車をとめ、スイッチを押します。
パトリスの車を盾にしようと思ったのでしょうが、
コニーは打ち合わせ通りにポストに爆弾を入れたわけじゃない。

パトリスの車の近くに置いてあるため、爆発に巻き込まれて
夫のフェリックスは死亡…
おおお…

映画の最後には、現代で起こった白人至上主義対人種差別反対の対立の実際の映像が使われています。
犠牲者も出てしまう激しい対立。

私は、この映画を見るまで人種差別という問題を
きちんと考えたことがありませんでした。
肌の色が違うというだけで差別されてしまう。
私も有色人種だから、この世界にいたら差別される側なのに
どうしてか差別されないと思い込んでしまっているなぁと。

ジェシー・ワシントンリンチ事件のことも知りませんでした。
2017年に起こった対立も知りませんでした。

現代に起こっていることにもっと敏感でいなきゃいけない。
ずっと繰り返されている歴史を、遠い国で起きていることだと思ってしまってはいけない。
いつ自分が差別される側になるか、差別してしまう側になるのか分からないですが、
でも、そうなった時におかしいと思う気持ちを絶対に忘れたくないなと思いました。

考えさせられる映画でしたが、コメディっぽいところもあり楽しめるシーンもたくさんありました。
とってもおすすめです(^○^)








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